たまには代表の話:日本代表

W杯で世界一を狙う!!
これを掲げている日本代表の選手(一部?)

しかし、それは現実的に無理であるとココで言っておこう。

まず、選手と監督の関係。
人間関係は別段、問題ないと思うが、世界一を狙うための準備が選手も監督も出来ていないし、その関係がどうもマッチしているように思えない。

先発選手のレベルがどうこうではない。

たとえば、個人の名前を出して悪いが、本田選手
予選から決勝まで、高パフォーマンスで試合にのぞむことはできるのでしょうか?
付け加えれば、本田選手以外の10人は、それを期待・実現できるのでしょうか?
そこに自信がありますか?

では、監督。
優勝するためには、11人+交代の3人の14人で大丈夫のでしょうか?

ちょうどいいサンプルがここにある。
今、開催されているU-17世界大会である。
U-17日本代表も、ファイナル(決勝進出・優勝)を目指している。
そして、そのために、全員が自分のできることを行っている。

ファイルまで7試合。
この7試合を逆算に、予選の2試合だけで20人くらいが試合に出ている。
もちろん、この世代の選手差が少ないため、誰が出てもそれなりのプレーができるとも言えなくはないが、選手は決めれらたプレーを実に鮮やかにこなしている。

選手に植え付けられた決め事は、決してイマジネーションではない。
現状を把握して、何が最適か?を考えなさいという教え。
決してイメージだけで動いているわけでない。
イマジネーションあふれるプレーは要求されてはいないが、最良の選択の積み重ねが、いい攻撃、守備に結びつく。

ファイナルまでの疲労も考えたメンバー選定、チャンスを与えられた選手がチームのプレーに忠実に行う。
チームとして、非常にレベルが高い。

それに引き替え、
A代表は、11人に固定している監督。
チームとして底上げを考えず、相手の批判にはしる選手。

今の結果がいいか?悪いか?どうでもいい。
本番で結果をだせば・・・。
ただ、環境的に、前回のW杯前とは、全然違う。
前回は、この時期、アジア仕様のサッカーで世界に打って出ようとしていた。
アジアで戦うサッカーと世界で戦うサッカーは違う。
よって、コテンパンに打ちのめされチームをリニューアルすることで結果を出した。

しかし、現状は、リニューアルできるだけの裁量が監督にない。
新しい選手を試す時期、壊しながら新しい形を作る時期もも終わりつつある。

どうする日本代表
メインは守備と中盤底であると考える。
本田のポジションが全ての肝だろう。
また、香川の起用法とポジションも問われていい所だろう。

海外でベンチに甘んじている選手が、どう日本代表に寄与するか?
これも、代表の意識を変えるスパイスになるだろう。

個人的には、まだまだ、どうにでもなるし時間はあると思っている。
今の形を煮詰めるのも1つだが、そのためにはバックアップメンバーの質をより高める必要がある。

最悪、本田のポジションを下げて3本ボランチ、香川のワントップで負けないサッカーをやればいい。
見せるサッカーはいらない、日本らしい中盤でのプレスを高め、潰し合うサッカーが戻ってくるだろう。
長友は攻撃で目立つのではなく、守備で目立たなくはいけない。

これが、私の今の気持ち。

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