メンバーが変わっても:清水エスパルス – 横浜F・マリノス

 

 

ナビスコでのマリノス戦。

 

マリノスが勝負を避けたということも言えなくはないが、きっちりゲームを作り、最少得点とはいえ、しっかり勝利を飾った。

 

山本 海人 1 GK スターティング
河井 陽介 17 DF
平岡 康裕 3 DF
カルフィン ヨン ア ピン 4 DF
李 記帝 33 DF
姜 成浩 30 MF
アレックス 7 MF
石毛 秀樹 32 FW
白崎 凌兵 23 FW
大前 元紀 11 FW
伊藤 翔 14 FW

 

先発は上記のメンバー。
新しい顔ぶれはあるものの、カルフィン、アレックスの攻守の要がセンターに位置し、調子のいい李記帝、大前がサイドからゆさぶりをかける。

 

しっかりボールをつなぎ、ペースを作る。
そういえば、前回もパスのことについて書いた。
ボールをつなぐ、パス回しでチームのテンポをよくし、相手へのゆさぶりをかける。
そして、ふとした瞬間に、ロングボールでサイドへ。

 

パス回しから最終ラインを崩して、綺麗なゴールなどは狙う必要はない。
もちろん、もう少しパスの精度と意思疎通ができてくれば、おのずとそのようなシーンも出るだろうが、現状はパスでどれだけペースを掴むか?これに限る。

 

石毛についても触れておこう。
少なくとも彼は前半だけで、2つ相手からイエローカードを引きだした。
テクニックという部分では、Jでも通用する力は持っていると言っていいだろう。
まだ、強さという部分では、力負けするため、フワフワしたドリブルになっているが、瞬発力やキレという部分はなかなかのものがある。
時間をかけて育てていきたいところだ。

 

大前と河井の関係についても書きたい。
2試合目のコンビであるが、彼ら2人のコンビはなかなかいい。
市川もそうだったが、ガリガリサイドを崩すタイプではなかったが、効果的な上りから好機を演出する選手であった。
河井も、どちらかというとそのタイプで、更に足元もテクニックも大卒としてはかなり備わっている。
さらに、大前との連携がよく、以前はサイドへ開く傾向が強かった大前だが、このところ、センターに切れ込んでゴールを狙う姿勢が河井への効果的なスペースの供給となり、相乗効果を生んでいる。
河井もサイドが本職ではないため、一時的な可能性もあるが少なくとも連携という部分では悪くない。

 

週末はアウエイでガンバ戦。
流れに乗れていないガンバであるが、選手はそろっている。
我慢する時間、イケイケの時間、メリハリのあるサッカーを期待したい。
追加点を恐れるサッカーだけはしてほしくない。

 

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